花と狼 川上ゆう
出演者:川上ゆう(森野雫)
監督:魁
メーカー:アタッカーズ
レーベル:スーパースペシャル
収録時間:145分
配信サイト:DMM
団鬼六×川上ゆう 鬼六作品の最高峰!
川上ゆうさんは、いまやAV界では知らぬ人はいないほどの超有名人気女優さんです。
SM作品も数多く、僕らSMファンにとっては女神のような圧倒的な存在感を誇ります。
対して団鬼六先生。
今から50数年前に奇譚クラブで連載が始まった「花と蛇」は日本発の本格SM小説といってもいいのではないでしょうか。
1970年代には日活ロマンポルノで谷ナオミさん主演で映画化されました。高校生だった僕もさっそく見に行ってかなりの衝撃を受けたものです。
ビデオすらない時代でしたからね・・・。
それ以来、日活ロマンポルノのSM作品を見まくったわけですが、やはり鬼六作品の主演としてイメージがピッタリなのは、上記した谷ナオミさんと志麻いづみさんだと思います。
相当数の鬼六作品がありますが、例えば最近の話題作の中でも杉本彩さんとか小向美奈子さんのイメージではありません。
彼女たちはとってもキレイな女優さんですが、鬼六作品ではちょっと違うのかな、と思います。
個人的にずっと、今鬼六作品を撮るなら彼女しかないだろうと思っていたのが川上ゆうさん。
40年にわたりSMにはまり、多くの鬼六作品を見てきた僕は、初めて川上ゆうさんのSM動画を見たときから「この人って団鬼六っぽいなあ」って思っていました。
最近アタッカーズが力を入れている団鬼六先生とのコラボ作品でようやく川上ゆうさんの登場です!
団鬼六×川上ゆう作品は「花と狼」
三味線の師匠であるゆうさん。彼女の家に下宿する若い男。実はゆうさんを妾にしている会社社長。そして、それを快く思っていない本妻とゆうさんの弟子2人。
これだけでもう鬼六パターンです。
流れとしてはゆうさんと社長のSMプレイをじっくり見せてくれ、若い男とゆうさんが愛を交わす。
社長が交通事故死した後は、、本妻と弟子の男らに監禁され、淫らに調教されていきます。
本妻の前で全裸にさせられ、お手伝いさんだった女の目の前でおまるに放尿、さらには浣腸まで・・・。
映像化ということになると、どうしても忠実に鬼六先生の世界を描くのが難しくなるのか、おいおい・・・という出来の作品が多くなる中、この「花と狼」は完璧な出来でした。
監督が魁氏。脚本が神田つばきさん、緊縛監修が奈加あきら氏
だそうです。なるほど納得ですね。
これからは、鬼六先生の作品を川上ゆうさん主演でというのが多くなるかもしれませんね。
ぜひお願いしたいですね、かなり期待できます。
昭和の鬼六クイーンが谷ナオミさんなら、平成の鬼六クイーンは川上ゆうさんで決まりです。
日活時代の鬼六作品が懐かしい方も、初めて鬼六作品を見る方も絶対の満足できるとってもいい作品でした。